ニキビ(尋常性ざ瘡)は様々な原因で発症する皮膚疾患のひとつです。以前は青春のシンボルなどど言われ放置されていましたが、現代のストレス社会においては、いじめや引きこもりの原因にもなったり、また精神的なうつ状態にまでおよぶことがあります。もはや放置しておくべき疾患ではありません。また医療界以外では、ニキビ治療と言いながら、粗悪な施術や化粧品を使いその増悪をうながしている場合もあります。当クリニックでは抗生物質や漢方薬、また種々の外用剤で急性期の炎症を取り除き、できるだけニキビ跡を残さないように改善していきます。また再発予防のためにも日頃のスキンケアはとても大切なので、洗顔指導や栄養指導などのきめ細かい指導も同時におこなっております
ニキビはどんなふうにできるの?
ニキビを克服するために、ニキビができる仕組みを確認しておきましょう。 まず、なぜニキビができてしまうのでしょうか?ニキビの原因には、いったいどんなものがあるのでしょうか?

肌の状態や体調は一人ひとり違うため、他の原因も関係していると考えられるでしょう。 また、いくつもの要因が絡み合っているため、ひと言で断定することはできないはず。 では、ニキビがつくられるとき、あなたの肌はどんな状態なのでしょう?
・皮脂の分泌が盛んになる
男性ホルモンの分泌が思春期に活性化したり、ストレスなどが原因で過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。女性では男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのくずれがニキビの原因の一つとなります。
・毛穴がつまる
男性ホルモンの分泌が思春期に活性化したり、ストレスなどが原因で過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。女性では男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのくずれがニキビの原因の一つとなります。
・アクネ菌が増殖する
アクネ菌は誰もが持っている肌の常在菌。毛穴がつまり、皮脂が充満した中で増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こし、赤ニキビができます。
ニキビができるまで
あなたがニキビに気づいたのはいつでしょうか? ほとんどの方が、「肌にポツンとできたとき」と答えるかもしれません。 ところが、ポツンと肌にあらわれる以前に、すでにニキビはできています。 それは、微小面ぽうと呼ばれる、皮脂が毛穴につまりはじめた状態。目に見えないくらい小さなものです。 まだ炎症は起きていない段階ですが、目に見える段階(面ぽうと呼ばれる白ニキビや黒ニキビ)、さらには炎症性の赤ニキビへと、放っておくと進行してしまうのです。

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治療の流れ
- まず診察し、ニキビの重症度を判断します。そこでそれぞれの段階の治療方針を決めていきます。
*必要な方へは美容点滴(アクネカクテル)を1~2週に一回程度行います。